レーザーによるしみ治療について
レーザー治療に対する方針について
保険診療
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症
自費診療
しみ、いれずみ
治療経過について
しみ治療
このレーザーは、茶色~青色に反応するように出来ています。
レーザー光をしみに照射すると、軽いやけどの状態となります。そのため、少しヒリヒリすることもあります。次第に同部はカサブタになります。(黒色になります)照射後7~14日頃にカサブタは脱落し、ピンク色になります。このときにしみが残っていれば再度照射します。残っていなければ自然に肌色になるのを待ちます。
人によってはピンク色から肌色に戻る前に炎症性の色素沈着を起こすことがあります。再びしみが出てきたように見えますが、カサブタが脱落した際にしみの色が残っていなければ、通常肌に戻っていきます。
ただ、肌色に戻る期間は人によって異なり、半年から一年ほどかかる方もおられます。色素沈着を出来るだけ抑えるためにハイドロキノン軟膏を使用していただきます。(一日二回化粧水の後)
その他の疾患
レーザーは、茶色~青色に反応するように出来ています。
レーザー光を病変に照射すると軽いやけどの状態となります。そのため、少しヒリヒリすることもあります。同部はカサブタになります。(黒色になります)
照射後7~14日頃にカサブタは脱落します。疾患によって何回か照射しないといけない場合があります。また効果がなく再発する場合もあります。
燃えた色素が分解されていく行程が1カ月程かかりますので、その間にはレーザー照射は行いません。
保険適応疾患の場合は、3カ月に一度の照射となります。
費用について
保険診療
約3万円×保険負担割合(大きさとは関係ありません)
自費診療
1cm×1cm ¥10,000- (税抜価格です)
その他の注意事項について
- 加療中、または、加療終了後6ヶ月間は日焼けをしないように注意してください。
- レーザーは精密機械ですので、万が一故障などにより使用が不可能な場合は、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 全ての方に同じ効果が出るものではありません。また同じ方でも部位によって効果が異なることがあります。
- 詳しくは、形成外科・皮膚科までお問い合わせください。